天気予報では気温が高く湿度も高いため熱中症の注意喚起が連日叫ばれておりますが、それでも山には入りたく駆除にも出ております。
猟期の冬山とは違い気温や湿度が高いだけではなく草木は生い茂り、蝉や蜂、アゲハ蝶など様々な虫たちが山の木々を飛び回っております。
藪漕ぎをすれば蜘蛛の巣が次々に顔面や体中いたるところに巻き付き。
汗を拭うために立ち止まればやぶ蚊の餌食となるのが真夏の山の掟。
子供のカブトムシ取りに連日付き合っておりましたがそれは朝早い時間や夜の日が沈んでから燦々と太陽が照っている山とはわけが違うのです。
夏山で大きく違うところは。
1、視界が非常に悪い(草木の生い茂りなどによるもの)
2、耳からの情報が多すぎる(冬の山と違い静寂なんてものとはかけ離れて沢山の生物の鳴き声であふれています)
3、脂肪を蓄える必要のない獲物たちは食事に夢中になっていない(スキがない)
様々な理由からなかなか駆除自体も大変なのです。
しかし、山に入り山からいろんな情報を得ようとする行為自体が自分にとっては得難い時間で、ただその行為だけで満たされる部分があることも事実です。
夏の山は過酷ですが冬とは違うものを教えてくれることも事実です。
夏もピークを迎えこれから残暑が長く続きそうですが夏の山をやぶ蚊に刺されながらも経験を積んでいこうと思います。
ちなみに夏山で車を止めるとアブが大量に車のボディ周辺によって来ることってありませんか。
たぶんそうだろうと想像はしていましたがあの寄ってくる「ウシアブ」たちは牛などの動物たちの血を吸うために熱と二酸化炭素を目印にしているらしく山で車を止めたとたん熱くなった車のボディにガンガン寄ってくるというかぶつかってきます。排気ガスも二酸化炭素なんかと勘違いする要素になりますしね。
熱が下がるまでエンジンを止めて車内待機するわけにもいきませんから。
夏山はやぶ蚊だけでなくアブ除けスプレー必須ですね。
今日の魔法=夏山では車を止めるとボディににアブが集まってくる