家族から週末に鴨南そばが食べたいとリクエストがあり鴨南そばと自分の酒のあてに御猟場焼きを作ることにしました。

先ずは先に蕎麦を茹でておいて。

猟期中ごろにヘッドショットで全く身に傷のないカルガモを真空冷凍していたので解凍しバラします。

大切な胸肉は取り分けておいてガラでそば用のスープを作成します。

黄金の脂が溶けだし見るからに美味そうです。

鴨胸肉を御猟場焼き用と蕎麦用に取り分けて蕎麦用はスープとねぎとさっとゆでます。まさにしゃぶしゃぶの要領。鴨肉は火を入れすぎないことが命ですから。

次に御猟場焼き用はフライパンで焼きますが、ネギに焦げ目を付けたいがために切り分けたねぎをトースターで焼きます(本当は炭火で焼きたいのですが...)

火災報知器が作動でもしたら目も当てられません。

自分の御猟場焼きを作り家族用に鴨南そばを取り分けて、お酒を準備してテーブルに着くと私の酒のあてであるはずだった御猟場焼きは全て食べつくされていました。そして、写真も取れませんでした。

自分用にとっておいた鴨南蕎麦も長男に食べられました。

ジビエの美味さを理解してもらえばより出猟できるし良しとしましょう。

自分の酒のあては脂ののったヒヨドリもありますし。

近頃鴨肉の洋食利用が多かったですが。

とくに鴨胸肉の赤ワインバルサミコ酢ソースなどしゃれ込んで作ってみたりしますがやはり日本人のDNAが「鴨がネギしょってきた」ような食べ物をたまらなくうまく感じる週末でした。

今日の魔法=先人たちの食べ合わせには間違いがない

鴨ぱりぱり 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)新品価格
¥660から
(2021/2/1 21:29時点)
鴨料理大全?鴨とフォワグラの技法が一冊で学べる (旭屋出版MOOK)新品価格
¥7,980から
(2021/2/1 21:28時点)

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です