少し前に有害駆除に出ていたところ地元の農家さんからカラスを駆除したら個体を貰えないかという依頼を受けました。

カラスは鳥類で一番頭のいい鳥ですので仲間の死体がぶら下げてあったりすれば、その場所には近づきません。

農家さんは皆さんこのことをよく知っていてカラスの被害が酷い畑などの方はよく駆除したカラスがないかと尋ねて来られるのです。

有害駆除に出ている場所のカラスは街中のカラスと違い非常に警戒心が強く普段から鉄砲の射程距離には入ってこないばかりか(めちゃくちゃ高いところを飛びます)、木に止まっていたりしても数百メートル先に車を止めても運転席から降りただけで飛び立ってしまいます。

なので、攻めの狩りを行ってもほとんど失敗します。ここは人間の知恵を使い地道にそこの地域のカラスたちの特性を徐々に把握していき其処から駆除できるポイントを見つけていく。

そういう用意周到さがカラスとの知恵比べでは必要なのだと思います。

カラスの特性とは具体的には...

*集団行動をする彼らは飛行ルートがある程度決まっています(人間の手が届きにくい安全な尾根から尾根づたいや)

*カラス同士の声が聞こえる距離で綿密に連絡を取り合っています。

*われわれ駆除員の顔や車を覚えており近づくと見張り役が警戒の鳴き声を上げます。

確かにこのような特徴をあげれば駆除することが非常に難しいように思えますが、彼らのこの集団行動に根ざした生態を逆に利用することもできます。

例えば飛行ルートが決まっているので人間がなかなか入ってこない葉がよく茂っている尾根の上の大きな樹に休憩します。

仲間が近くにいれば特に油断します。このような木は幾度もカラスの休憩場所として使われるので警戒しない遠くからその木を見つけておくといいと思います。下のほうから尾根を観察してあそこの木にはよくカラスが止まるなーとか。後は尾根を登りその木の下でじっと待機するだけ。

ただ、一度撃ち落とした後は物凄い剣幕で仲間のカラスが危険を知らせるのでその木はその日は使えなくなってしまいます。

ですのでいくつか飛行ルートの下に休憩場所の木を見つけておく必要があります。

これは地道に山とカラスの生態を観察するしかありません。

ジビエの盛んなフランスでは「ポワレ」という調理法でカラスを食べるのだとか。

しかし、日本人も負けてはいません水戸ではミートパイに。

茨城県の一部の地域ではカラスは常に食用とされているのだとか。

ネットではひたちなか市では胸肉は刺身に、もも肉は焼き鳥にしているそうです。

山賊ダイアリーでも食べていたなー。


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街中のゴミを漁っているのはとても無理ですが、山の中のカラスはいつの日かチャレンジしてみたい。

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今日の魔法=カラスを獲るときは集団行動性を利用しよく観察し飛行ルートの休憩場所を見つけよう

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