今年も猟期に入り新人さんの鴨撃ち講習の時期が近づいてきました。
それに備えてチョーク付きの銃を1艇新規に加えました。
先輩が去年引退したのでそれをそのまま譲り受けました。
ベレッタのA303です。
そこで今更ですが改めてチョーク付きの銃の復習をしていこうと思います。
索引は経験者講習で使う「猟銃等取扱の知識と実際)からです。
絞りとは有効射程距離を調整するもので、重心の先端部に加工されています。
発射された散弾は、飛んでいくにしたがって散開します。したがって散開していない近距離では命中が難しく、散開しすぎた遠距離では散弾粒が散開しすぎているために実用的な程度の命中精度をもって獲物を殺傷し、標的を破壊する効果が期待できません。これを調整するのが絞りです。
絞りは銃身先端部の内径を狭くすることですから絞りが強いほど銃口の内径が狭くなり有効射程距離は長くなります。
平筒で有効射程が30mに対してフルチョークの時は50mは魅力的ですね。
池によってチョークを変えるのは少し面倒で平筒に結局なるよって言う先輩もいますが大きな池だったり擦れてきて遠くを飛ばれるなどまた違ったシチュエーションの楽しみが増えたのは事実です。
またベレッタA303はカットオフ機能があります。
弾倉内の弾が出てこないスイッチです。
鳥撃ち時だけでなく、鹿撃ちの時などにも活躍しそうですね。ちなみにスラッグ撃つときは上の写真に記載されている通り1/4絞りです。
今日の魔法=銃の運用は獲物やシチュエーションで考えよう
【中古】 日本銃砲の歴史と技術 / 宇田川 武久 / 雄山閣 [単行本]【ネコポス発送】価格:4562円 (2024/10/26 11:54時点) 感想(0件) |