果たして先日、都会のど真ん中で出現したヤマシギは何だったのか。

そこら辺を推察してみました。

そもそもシギ類は非常に判別が難しく狩猟鳥獣になっているのはタシギとヤマシギのみです。

その他にオオジシギやチョウジシギなどがいますがこれがまた色形そっくりです。

推察1.    果たしてこいつはヤマシギで正解だったのだろうか。

2日くらい他の画像も検索しては見比べ色んな角度から観察しましたが。

やはり結論これはヤマシギではないかと。

根拠としては他のタシギやオオジシギ、チョウジシギがお腹が比較的白いのに対して模様がしっかりお腹までついていること。

他はヤマシギは微妙に他のシギとは模様が違い、まさにヤマシギの模様であるように思えたことが根拠です。

しかし、スコープから覗いて瞬時に判断がつくかと言ったら絶対無理ですね。

2. なぜ市街地にいたのか

私の住んでいる九州ではヤマシギは冬鳥です。

先日先輩猟師と話していた時も夏場にはすっかりいなくなっていたヒヨ鳥達が随分渡ってきたようで冬鳥の渡りが本格的になっている最中と考えられます。

そんな中冬の渡りをしていたこのヤマシギも何らかの事故で市街地に落ちたのでしょう。

何か猛禽類に襲われた可能性も考えられます。発見した場所の近くには大きな川が流れておりもっとよりよい環境に渡る前にミミズを探しに降りたのかもしれません。

結論、渡りの最中のヤマシギが不幸な目にあい市街地に落下したと考えられます。なかなか見ることのできないフレンチジビエの王様ヤマシギ。

フランス人はあまりの旨さに乱獲しすぎて禁猟になりそれでも食べたいフランス人はイギリスから輸入しているのだとか。

いつか猟で捕獲できる日があるといいなと思います。

今日の魔法=ヤマシギの見分け方はお腹の模様

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