母方の実家が長崎の五島列島のため子供の頃は長い夏休みなどにはたまに五島に帰省することもしばしばありました。

叔父達の仕事は漁師。船を出してくれ沖合での釣りに連れて行ってもらったり無人島に渡り、母が握ってくれたおにぎりに、その無人島の防波堤で先ほど採れた蟹で味噌汁をつくり魚を捌いてお刺身にしたりしてお昼を食べたりしました。一瞬で自然の海から御馳走が完成していく喜びとあまりのその食事の美味しさに毎回感嘆していたことを覚えています。父と行った長崎での堤防釣りとは全く違う醍醐味。

しかし、よく釣れました。魚探もない船でなんであんなに釣れたのか。当たり前ですが私の腕がよかったわけではありません。

完全に叔父たちの潮を読む力。漁師の叔父たちは五島の島々の海底の状況も把握していて海底が砂地なのか岩場なのかもそして水深も。船を走らせながら理解していたと思います。

そして、潮をよみ魚の活性が高いところを選んで船を泊めてくれていました。

子供の頃あんなに釣れていたので魚釣りには絶対的な自信を持っていた私。

大人になって気づきました、、あれは己の力ではなかったと!(遅)

技術もなく仕掛けや餌のこと何もわかっていなかった私でもあんなに釣れたということは釣りにはいかに潮や海の状況を把握していることが重要なのかを教えてもらったような気がします。

その他にも太陽の位置から時間がわかったり方角がわかったりいろんな魔法の技術を叔父たちは持っていました。その辺はまた後日説明していこうと思います。

今回の魔法=海底などの海の状況と潮を読む力が釣りには大事!

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