以前のブログで獲物の肉を美味しく食べるためのコツを数回に分けてアップしておりました。
その時は代表的なイノシシ、鹿、鴨の三回に分けてアップしていたのですが、今回は猟師ではなくても一般の方でもとっても食べやすいヒヨドリ編です。
日本周辺でしか見られないこの鳥は海外のバードウォッチャーの方にとってはとても珍しくかわいい鳥と好評の鳥の一つですが。
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農家の方々にとっては鳥類の中ではカラスの次に迷惑極まりない鳥の一つではないでしょうか。
以前農家の方に駆除の依頼をいただいた時も植えてあった白菜やレタス類が畑一面食べられてしまい、農家の方は怒ってせっかく植えてあった作物をトラクターで掘り起こし埋めてしまわれていました。
とくに冬場はミカンや畑の作物を根こそぎ食い荒らす害獣として農家の方々には認識されております。見た目はめちゃくちゃ可愛いのですが…
このヒヨドリは塩焼きが絶品ですが、旨味が一番凝縮されているのは肉と皮の間にある脂分です。
果物や野菜ばかりを食べて冬に備えたヒヨドリは真っ黄色な脂が肉周りにびっしりとついており、焼くとその脂が物凄くジューシーで上品な旨味へと変わります。
ミカンや柿ばかり食べてるから脂が黄色く見えるのかな?とか思ったりします。
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ですのでジビエだからと焼きすぎて脂を飛ばしすぎてしまうと旨味が落ちてしまいジューシーさがなくなりこれもまたレバーぽくなってしまいます。
焼き加減は黄色いヒヨの脂が溶け肉がジューシーな焼き加減くらいがベスト。
くれぐれも焼きすぎないようにしてください。
先日落としたヒヨはまだ脂が全然のっていませんでしたが。
普段は真空パック保存するのですが。今年は以前のブログでも述べたように野営の食事を取った獲物で行いたく。
キャンプの炭焼き用にジップロックに保存しました。キャンプまで2週間ほどですし。
これからどんどんまっ黄色な脂を蓄えていくことでしょう。
今日の魔法=ヒヨドリの黄色い脂は最高に美味い