子供の頃から身内が漁師だらけだったこともあり新鮮な魚や高級魚などが当たり前のように食べられました。

ですので魚の旨さは小さい頃から織り込み済みで理解していましたし小学生の頃にはヒラマサやブリなどを祖父に倣って捌いて食べたりもしていました。

ところが肉に関してはというと。

成長期になり部活など食育で肉をしっかり食べろと両親に焼き肉食べ放題などに連れていかれても、スーパーの肉を買ってきて家で食べても味は美味しいのですがなぜか胃がもたれたり次の日にはお腹を壊したりするのです。

そんなこともあって自分の体は漁師街で育った先祖のDNAが色濃く残っており肉の脂は身体にあわないのだと分析しそう思って育ってきました。

大人になり「狩猟を始めるまでは」。

狩猟をするようになり丸々と脂ののったイノシシや鴨の肉を食すようになりました。最初の頃は魚の脂しか受け付けないと思い込んでいた私は野生の肉の脂だし胃が痛くなったりお腹を壊したりが普通の肉よりも酷く症状が出るのではと懸念していました。

ところがです。全くそのような症状が出ないどころか、いくら食べても大丈夫。

それどころか次の日にみなぎるパワー。

そんな中、大人になり食べ放題の肉には加工が施されていることを知りました。

柔らかく美味しい肉に見せるため脂を肉の隙間に注入したり、付け込んだりするそうです。

こういった肉を「成形肉」というそうです。

じつは怖い外食 ~サラリーマンランチ・ファミリー外食に潜む25の危険~ (ワニブックスPLUS新書)新品価格
¥880から
(2021/1/18 19:41時点)
肉用ミオラ500g新品価格
¥2,400から
(2021/1/18 19:45時点)

道理でお腹を壊すわけだとその時理解しました。そして、野生でとった肉の脂の旨味は全く身体に影響がなく漁師のDNAのせいではなかったことも理解できました。

今ではむしろ魚より肉を多く食べているかもしれません。ただ野生肉がほとんどですが。

今年も寒い日が続いていますが野生の動物たちはたっぷりと脂がのってきております。

先日落とした鴨も合鴨に近いくらい丸々と太っていました。

イノシシもシカもどんどん脂がのってきます。

ヒヨドリの真っ黄色な脂ののった個体も果物を豊富にとることでこれからどんどん増えるはずです(農家さんの仇はしっかり私がとります)

お肉の脂が苦手で子供の頃からお腹を壊すという方いらっしゃいませんか。是非、野生のお肉の脂を堪能してみてください。

あなたのせいではないことがたちどころにわかるはずです。

外食チェーンが入ってくるまで野生肉は薬膳としても食されていたのですから。

今日の魔法=市販の肉の脂で胃がもたれる人は野生肉の脂を食べると気づくことが沢山ある

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です