猟を初めて10年近くなりました。
猟が上手くなりたい、獲物を確実に仕留めたいそんな思いで人生で最も夢中になったことと出会ってこれからもその気持ちは変わることなく自分の人生に彩を添えてくれるものなのだと思います。
これまで様々な先輩方にご指導いただき、いろんな方からいろんなことを教わりました。
また狩猟系の本を読み漁ったり、自然系の雑誌や山岳誌、猟に関係のありそうな知識は何でも詰め込みました。
来年で猟を初めて10年。
ここのところ不意に思いに耽る事があります。
自分はどんな猟師になりたいのだろうと。
自分の周りにはいろんな猟師の先輩方がいて北海道に渡りエゾ鹿を毎年撃っている方。
海外まで猟に行っている方(トロフィーハンティングなど)
狩猟文化研究のために2年に一度アフリカに渡りアフリカの狩猟採集民族と生活を共にしている方など様々な方がいて。
その話を聞いたり見たりするたびに狩猟とはなんと奥深く多様な文化なのだろうと思うのです。
今まで、自分の生活圏での自然において可能な狩猟は可能な限りやってきましたが。
これから先の狩猟生活においてどんな新しい事が待っているのだろうと楽しみです。
おそらく私は死ぬまで猟をやめることはないと思います。
これから先の人生においてこれだけ奥深い狩猟の世界ですからおそらく人生を揺るがすようなまた新しい発見が待ち受けているはずです。
これから10年後、20年後どんな猟師になっているのだろうと。
ふとそういうことを思い耽るのであります。