獲れた猪を時間がない時は内臓を出した後とある山奥の川に漬け込んでいるのですが。
今回はとある海のテトラポットの中に漬け込んでみました。
以前大ベテランの先輩の一人が海水に漬け込んだのも美味しくなると聞いていたためです。
実験を兼ねてやってみたところ肉は確かに海水のせいかほどよく熟成されいい状態となりました。
おそらく波で肉に海水が被ったり海風が肉を乾かしたりしていい熟成の状態になっていくのだと思います。
海には満潮、干潮があるので満潮時は海水で肉が洗われ干潮時は寒い海風にさらされ熟成がどんどん進むと言ったところでしょうか。
ただ、デメリットとしては海水に混ざっている砂が肉に付着するというぐらいでしょうか。
そんなのは後から洗えばいいだけです。
特に表面にさらされている豚バラの部分は塩で身がしまり解体しながら本当に美味しそうでした。
寒い時期限定ではありますが海水、ありですね。
暑い時期だと海水温も上がり肉がすぐ悪くなりそうですがこの時期はバッチリです。
暑い時期はその日のうちにばらしてしまうか、標高の高い川まで運ぶしかなささそうです。
冬限定の肉を美味しくする締め方としてオプションが一つ増えいい経験になりました。
今日の魔法=真冬のイノシシ肉の海水締めは肉がいい状態になり旨くなる
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