先月末のことですが祖母が亡くなりました。親父のほうの祖母でしたが、祖父、親父に続いて故郷の肉親がまた一人いなくなってしましました。
亡くなったという連絡を母から受けた後、叔父と叔母から連絡が来て葬式にも通夜にも来ないようにすることは出来ないだろうかとお願いされました。
身内に医療従事者や透析患者がいるためです。
コロナ渦が進んでいるため都会に住んでいる私を含め県外の肉親には連絡を入れているようでした。
私は本家の長男のため本当は喪主を務めなければならなかったのですがそこは伯母が務めてくれるという事でした。
子供の頃は畑に連れていってもらったりツワ採りに一緒に行ったり。
正月には家の前で餅つき大会があったり祖父母の家の前には井戸があって今くらいの季節にはスイカが冷やしてありました。
親父の実家は目の前が海、後ろが山でまさしく大自然。
このブログを書くきっかけになった多くの経験や出来事が祖父母の家で起きました。
祖母は海女さんをしていた時期もありお土産に持たせてくれるウニは絶品。
後にも先にもあれ以上のウニを食べた事がありません。
御年91歳。世間的には大往生なのかもしれませんがなんだか心にぽっかりと穴が開いたようです。
そして、こんな世の中だからこそウイルスやらなんかのせいで死に顔も見ることが出来ませんでした。
もうすぐお盆もやってきますがおそらく田舎ほど高齢者も多く都会の人間は歓迎されないでしょう。
納骨が終わりその頃にもコロナが収まっていなかったら誰もいないお墓に手を合わせに行きたいと思います。
また一人僕に魔法をかけてくれた魔法使いがいなくなりました。
早く天国で祖父と親父に会えるといいですね。ばあちゃん。
今日の魔法=祖母に教えてもらった魔法で一番すごかったのは海女の技術(特にウニについて)