先日、猟師仲間に高級魚を頂きました。キジハタです。
キジハタ(あこう)を捌いている時につくづく実感したのですが、狩猟でとった獲物もそれぞれ一番美味しい食べ方があるように「例えばイノシシ肉は薄く切らないといけないとか、鴨は火を入れすぎると駄目だとか」。
魚も今更当たり前ですが魚種によって捌き方も違えば、調理の仕方も違うなと。
その獲物が一番美味しい食材になるためには獲物や魚種それぞれに処理の仕方や捌き方など大切な工程があるんだという事を再認識したわけです。
当たり前のことなのですがこういう風に捌くという事は知っていてわかっていても何度も経験を積まないとそれを手際よく奇麗に美味しい食材にすることは難しいなと。
その魚の特性や生態なども知っておくと寄生虫が付きやすい魚だとか処理の段階で適応できるわけです。
これも狩猟と一緒で自然を知りことに変わりありません。
狩猟よりも猟のほうが獲れる種類の獲物(魚種)も豊富ですしその分沢山経験や勉強が必要になります。
今回はこのキジハタは刺身と煮つけと酒蒸しとあら炊きにしましたが、刺身の皮は固いので取ってしまいました。
料亭などでは皮つきで出しているところもあるようですが皮を柔らかくする方法があるのだろうか?
でもネットで調べるとほとんどが皮引きしているようですね。
今後も自然の獲物を美味しく食するために精進精進です。
これからもどんどん獲ってどんどん美味しい食材にする研究を重ねたいと思います。
今日の魔法=魚を一番美味しく食べるには狩猟と同じく多くの知識と経験がものをいう
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