先日10/15土曜日猟期がいよいよスタートしました。

鳥はまだですがイノシシ、鹿に関しては銃猟も罠猟も好きに行えます。

最初の10/15日は鹿の流し撃ちから山の尾根に上って鹿笛を使ったコール猟を行いました。

その後けもの道2か所にくくり罠をしかけてきました。

まず、車を走らせながら鹿を探していたのですが出たのが鳥獣保護区の山ばかりで流しでは出会いがありませんでした。おそらく鹿の行動時間とのずれがあったのだと思います。

その後、付近で一番高い山の尾根伝いを歩き鹿笛を使いオスの縄張りを主張する鳴き声をまねして鹿笛をならします。

鹿笛を深くまで加え最初は低い音から徐々に高い音へ鹿笛をスライドさせて低い音に戻します。

「ぶぇーえーえーえーぶん。」という感じでしょうか。

トウキョウジュウホウさんが出したの買っておいたのだ!

コールした後、同行してくださった先輩方二名と別々の配置につきどこからともなく来るかわからない鹿に備えます。

私は一番高い尾根伝いを鹿の足跡や痕跡を見ながら静かにトラッキングしていました。

20分ほどかけて山をゆっくりと足音を消しながら歩いていたところその時は急にやってきました。

40mほど先に大きな木が横たわるとこから突如にゅっと大きな雄鹿の頭が飛び出してきました。

ちょうど歩いていた前方真正面です。

三段角を生やし黒々とした立派な雄鹿の目は私が先ほど鹿笛を吹いた方向を見ており真正面の私には気付いていません。

なんだよ!めんどくせーな~どこのオスジカだよと言わんばかりに鹿笛のほうを眺めていました...

まさにチャンスです。

しかし、見えているのは首から上の頭のみ。中るだろうか!銃を構えたまま動けません。

木の影に隠れて体が姿を現すのを待とうかとも考えましたが少しでも動けば気付かれそうです。

よく銃を引き付けてほほに当て照星を鹿の頭に合わせます。自分の心臓の音が聞こえます。

心臓の音がもどかしいほど邪魔に感じます。

「だぁーっん!」という私が撃った音の次には例のお尻の白い影が木々の間を駆け下りていくのが見えました。

外した...悔しさとともにコールして呼べた嬉しさと先ほどの雄鹿の美しさが脳裏に焼き付いていました。

万が一当たっているかもしれないと思い山の中を走り追いましたが姿は見えませんでした。

先輩二人に外した旨の無線をいれて合流するために来た獣道を戻ります。

次こそ獲ってやるそう思いました。

今期の初猟はこんな感じでしたが鹿笛でしっかり雄鹿が呼べたことで悔しさを紛らわせたいと思います。

まだまだ猟期は続きます。

皆さんの初猟はいかかだったでしょうか。

是非教えてくださいね!!


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今日の魔法=鹿笛で呼ばれた雄鹿は鹿笛の方向を気にするのでそのすきを狙おう

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