あくまで個人的な感覚なのですが。猟をしているとふと人間の社会から離れ自然のなかに入っていくその境界を一瞬感じることがあります。
猟師の皆さんはその感覚をおそらく誰しも感じているのではないでしょうか。
自然界は弱肉強食。「生きる」ということが動物たちにとっては全てなわけですがそのような自然界に人科の猟師という生き物が命を頂くために鉄砲をもって分け入る。
分け入るからには自然の中に溶け込み山の状況、獲物の動向をつぶさに観察しなければとても命なんて獲物なんてそう簡単には獲らせてはもらえません。
人間社会ではいろんなことを考えたり悩んだり。毎日多くの情報にあふれ小さいことから大きなことまで思い悩まない日なんてありません。
だれしもが大なり小なりいろんなことを考えいきています。
しかし、自然の中では全ての生き物は「生きる」そのことだけ。
なんと純粋な摂理でしょう。
植物も虫も動物たちも「生きる」ただそれだけを目的に活動し森が日々循環していきます。
その中に少しだけお邪魔させてもらった時、自分の中の動物の本能というか純粋なものがただ明確になり。
人間も単なる生き物の一つだという事が、自然の中にいる事がこんなに気持ちよく当たり前の事なんだという事が感じられるのです。
逆に自然の偉大さ厳しさを感じることもあります。
どうやったって獲物がとれないそんな時もあります。
しかし原点に立ち返ってみると当たり前です自然の中で動物たちは毎日生きることだけを考え生きるために自然の摂理の中で生きているのですから。
そこに人間社会の枠組みから急に抜け出して入ってきた人間にそうそうは獲物がとれるはずはないのです。
だから沢山これからも山に出かけて自然の事を知りたい経験を積んで糧にしたいと思うのです。
そして、きっと自分が自然の中にいるのが好きなのは普段考えている余計な情報や考えに振り回されることなく。
ただ生きること命を循環させることだけで回っている自然がとても純粋だからだと思います。
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今日の魔法=自分が自然の一部にならなければ獲物なんて得られない