だんだん暖かくなってきたのでタコで冷えたビールを一杯やりたいなぁ(一杯では済むはずもありませんが)と思い。近所の海の岸壁にタコが取れる場所があるので行ってきました。
本当はもう少し暖かくなった夜のほうが釣れるんですが今回は子供たちの同行も兼ねているため夜は危険と判断し日中に向かいました。
実家の長崎ならマダコなどもいるのですがここら辺はもっぱらテナガダコばかりで去年ここで釣れたのもテナガダコでした。
近年は海水温の上昇によりヒョウモンダコなどの毒をもつ危険なやつもいるので気を付けないといけません。
しかし、今回は全く違った方向の危険な事が、、、
今回はタコエギやテンヤ釣りではなく。
必殺ゆらゆらタコちゃんを使用。
岸壁沿いにゆらゆらさせていきます。
いつも夏場は手長だこが釣れるこの場所、今年は恐ろしいことが起こっていたのです、、、
お判りいただけたでしょうか?このグロテスクな生き物を。
最初はその見た目から上がってきた瞬間タコが釣れたのかと一瞬思ったのですが、その後もこいつがそこはかとなく根がかって無理やり引っ張り上げる事8回ほど。
よく観察すると体内から小さいカニの稚エビやゴカイがウニョウニョと飛び出してきます。
何かの貝なのか。過去に見たことがない生き物ですし。気持ち悪い。
子供達は蒟蒻ゼリーとか言ってましたが。
気になったので調べました。
早速ですが県の自然環境課に問い合わせてみました。
ネットの画像検索で一番様子が似ているザラボヤではないかと問い合わせてみたのです。ホヤ貝の一種という事ですが漁業被害も沢山出ている厄介者のようです。
ホタテガイなどの養殖に多大な被害を出している模様。
三陸や北海道に生息しているとネットでは載っていましたが、まさか九州で大繁殖しているとなると大問題ではないでしょうか。
現在画像と釣りあげた場所を添付して専門家に確認して頂いています。
後日回答が来るそうです。
さて、どんな回答が来るのでしょう。はじめてこんな問い合わせをしたので少し緊張しましたが担当の方がとても親切で言い方で安心して話を進めることが出来ました。
今日の魔法=なぜザラホヤがこんなところに、、答えは次回のブログで