子供達も夏休みに入り毎日起床が早くご機嫌な日々を送っております。
今年の虫採取に対する熱も一向に冷める気配がなく、我が家には大量のカブトムシ、クワガタが並べられ、さながら子供部屋は昆虫ショップかブリーダーの部屋と化しております。
夏休みの自由研究をどうするか嫁子に相談されたところ独自の物がやりたいという事で。
出た案がこちら
*獲物の解体からの骨格標本。
*イノシシの牙、鹿の角などをを使ったアクセサリーや印鑑などの道具作り。
*採ってきた昆虫の標本
などの意見が出ました。
まだ小学校低学年という事で無難に昆虫標本に落ちつきました。
今年は虫が死ぬたびに標本になっていくようです
ここで小学生以来作った標本の作り方を記しておこうと思います。
用意するもの
昆虫標本用の箱、台紙(発泡スチロールや型紙など)、待ち針、防虫剤、ピンセット、除光液(酢酸エチル)
1.死んだ昆虫は固くなるので関節などを柔らかくし形を整えるために少し暑いお湯につけます。
その後綺麗に洗い土や汚れダニなどを落とします。
2.乾いたら酢酸エチルを含んだティッシュなどに包みます。寄生虫を殺し腐りにくくするためです。
(酢酸エチルは引火性の強い毒薬ですのでご時世的に手に入りにくくなっています。そこで酢酸エチルを含んだ除光液などを使いましょう。100円ショップでも手に入ります)
3.十分に乾いたら形を整えるため台紙に置いた昆虫を待ち針で止めていきましょう
4.標本ボックスに入れて留め針で止めます針で止めにくい昆虫は木工用ボンドを使いましょう
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ネットの標本ボックスはいい値段がするので文房具店のこのようなボックスを買って蓋をくりぬきクリアファイルを裏から両面テープで止めると200円から300円くらいで造れますよ
5.防虫剤を必ず入れましょう昔ながらのタンスに入れていたやつなども100円ショップで売ってあります。
標本箱のあの匂いって防虫剤の匂いだったのですね。
それでは夏休みの自由研究のキッズたち参考にしてね。
今日の魔法=昆虫の腐食防止の酢酸エチルは除光液で代わりになるよ