少し前の事。箱罠に珍しい毛色の猪がかかりました。

毛は金髪で地肌は真っ白。かなり色白の猪です。

性別はメスだったのですがとにかく色素が薄い、有害駆除なので駆除するしかありませんでしたが大きく育った姿を見てみたい個体でした。

先輩は赤猪と呼んでいました。

写真ではわかりずらいですが本当に金髪の毛でした。

赤猪伝説は古事記に大国主の再生神話として出てきます。

赤い猪を捕まえたら認めてやると言われた意地の悪い兄の神々に。

山から火で焼き付けた岩を落とされ、転がり落ちてくる真っ赤な大岩をイノシシと信じて受け止め無残に焼きつぶされた心の優しい大国主。

しかし、その後天の神の助けで息を吹き返す伝説があります。

これは鳥取県南部の赤猪岩神社にその岩もまつられています。

古事記の中では赤猪がいるはずもなく火で焼かれた赤い岩を間違えて受け止めようとするのですが本当に赤い猪に出あうとは。

貴重な体験をしました。

今日の魔法=古事記の大国主の神話に出てくる赤猪は存在した!!


にほんブログ村

古事記完全講義 [ 竹田恒泰 ]価格:1980円
(2025/5/30 12:59時点)
感想(15件)

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です