ここ最近、有害駆除や猟期の見切りの代わりに非常に注目されているのが赤外線カメラを積んだドローンです。
藪の中にいるような個体でも(田んぼの稲穂程度なら)体温を感知して夜であろうと場所が特定できるうえに、なんと自動で飛行地点に戻ってくる機能も付いているため非常に便利。
昼間でも熱源のあるところを特定し寝ているイノシシやシカも場所の特定があっという間にわかります。
自分が所属する駆除隊でも運用を開始しています。ちなみに駆除隊のはDJIのMAVIC2。
これはいいと思い個人的に欲しくなり価格を調べてみましたが、プロ仕様の産業用ドローンなんて趣味に投資できるような価格ではありません。
ドローン ディージェイアイ Inspire-2価格:452,235円 (2021/8/31 17:35時点) 感想(0件) |
しかも、産業用ドローンで200g以上の重さがあるものは無線の免許が必須。さらに手続きが物凄く大変らしく。夜間飛行の際にも航空局への申請も必要になるし、その他もろもろの申請手続きや許認可がいるそうです。
いろいろ無い知恵を絞った結果。もう少し安価な200g以下のドローンに、ドローンに搭載できる購入がなんとか可能な赤外線カメラを搭載するというのが一番安く済むという結論に至りました。
今まで幾度となく山を歩き、足跡を追い、糞を調べ、見切りを入念に行っていたことが上手くいけばあっという間に居場所が特定できてしまう。
正に狩猟界の技術革新が今起ころうとしているのではないでしょうか。
ただ、ドローンでは逃げるイノシシを止めることは出来ません。居場所を特定できるのみ。
やはりそういう時はいい猟犬がいると本当に助かります。
という事で安価ドローンは別の機会にして今回は赤外線カメラについて調べてみました。
いろいろ探してしっかりしたものを使うとなると上記の赤外線カメラが妥当になってきます。
しかも赤外線カメラについてはドローンに確実に設置できるものはDJIのドローンに装着できるものばかりで安価ドローンにしっかりと装着できるかは不明なところです。
しかしこの中で選ぶとすれば赤外線カメラの主流ブランドかつ何とかオークションなどで手が届きそうな価格5万円くらいのFLIR PRO DUO あたりかと思われます。
DJIのMAVIC2というドローンに装着可能だそうですが。
結果産業用ドローン=DJIのMAVICのドローン
ドローンの赤外線カメラ=FLIUR製の物かDJIが作っているZENMUSEシリーズの物。
というのが現在の産業用ドローンの主流OR一択となっているようです。
ここに、如何にして安価ドローンで金額を抑えて成果を出すのかというところが今回の目的です。
赤外線カメラはFLIR PRO DUOに決まりました。
さて、安価ドローンはこれを搭載できる何にしようか、、調査開始です。
今日の魔法=予算がない場合は知恵を絞ろう