恥ずかしい話ですが、猟で山に入っても何も取れないときもあります。まあ子供達もまだ小さく休日などは子供達と遊ぶ時間が優先されます(ハイ、イイワケデス…)
そんな時、もう帰る約束の時間が刻々と近づいてきているのに何の収穫も無く乏しいような寂しいような気持ちが胸の奥深くから去来してくるわけですよ。そんな時、皆さんはどうされてますか?
私の場合はおまけというか寂しい心の逃げ道というか。何も取れなかったとき限定で行ける場所を決めています。それは何かというと、、、
自分の場合ですがヒヨドリなら確実に短時間で数羽取れる場所や野生のシイタケやヒラタケ、きくらげが自生している場所がそれにあたります。(猟期の場合です)
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いつも行っていたらきのこなどは育つ暇がないので取れていないとき限定です。そして、帰宅してから子供を連れて危険の少ない海へ獲物を魚へと切り替え釣りに出かけたりしております。
猟場で獲物が取れなくてもキノコ類は天ぷらにしてもいいし、釣りで何か釣れればもうそれだけでその日の夕飯のおかずにはなります。
しかし、よく考えれば猟の時に限らず一年中を通して春のタケノコ堀り、山菜取りに関しては春が季節的には種類も豊富ですが(主につくし、のびる、タラの芽)通年場所さえ知っていればいけますし。夏のカブトムシ、クワガタ取り。秋は栗拾いやその他木の実(ヤマモモや草イチゴなど)採取など。
また、キノコ類だけは素人目線では危険がどうしても伴いますので絶対確実なヒラタケ、キクラゲ、タマゴタケ、廃棄された原木のシイタケなど絶対わかるものだけに手を出しています。
それを考えると少しくらい獲物が取れない日があっても、もっと言えば釣れない日があったとしても山に海に感謝しないといけないのですが人間というのは、いや自分という生き物は欲深いもので常に猟果、釣果を求めてしまします。
自然に対する敬意や謙虚さを忘れないようにしないといつの日か毒キノコに手を出しひどい目に合うのかもしれません。そんなことを考える猟果のない日曜なのでした。
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今日の魔法=獲物が取れないときは自分へのお土産場所を決めておく