先日の駆除。
箱罠に100kg近い大物がかかりました。
あまりの大きさに箱罠が大きく動いておりました。
箱罠が動かないように大きな木と括ってあったワイヤーも切れてしまっていました。
ここまでの大きな個体になると知能も発達しており、まだ若い個体に見られない特徴があります。
それは止め刺し時に人間に恐怖しガタガタと震え涙を流すという事です。
銃猟では一瞬で事が済みますので獲物の様子を見ることなく命が尽きてしまいますが。
箱罠に入った獲物はどうしても様子が見えてしまいます。
大きな個体であればほぼ人間への恐怖心から鼻を括った後などは必ずと言っていいほどガタガタと歯や身体を震わせます。
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若い個体だと自分の身に何が起こっているのかよくわからずに混乱したままということが多いのですが、何年も生きてきた大きな個体は自らの状況を察知し恐怖するという感情が見え隠れします。
やはりその様子を見ていると出来うる限り一瞬で、痛みを長く伴わずに止めてあげたいと思います。
いままでいろいろ工夫してきましたが脳締めが一番苦痛を短くできるのではないかと今では考えています。
また肉の品質にもいいという結果があります。
山の恵みに感謝しつつもこれからも一つ一つの命と向き合い精進していきたいと思います。
今日の魔法=大きな個体になればなるほど人間に対して恐怖し、怯えるので出来る限り苦痛を減らして止め刺しを行おう