先日とある山奥の大きな公園に子供たちの要請で出かけてきました。
暫くは遊具で遊んでくれていたものの野生児の子供は野生児という事でだんだんと足は山のほうに向き、気付けば登山が始まっていました。
そこまで標高が高い山ではないこと、それなりに舗装された登山道であることから有り余った子供たちのエネルギーを消費させるにはもってこいだと思い頂上を目指しました。
本格的な山道になる手前、一本の大きな杉の木が大きく傾き倒木寸前になっているところがありました。
イノシシ猟の時などは大体は道なき道を進むので印象に残った場所場所を覚えておけば帰り道は簡単になるので自然に印象に残った場所が頭に入っていく癖がついています。
そこの大きな杉の木が大きく傾いていた場所も印象に残る風景の一つでした。
他にも登山中にイノシシの寝屋があったりキクラゲが沢山ある場所。
竹藪のポイントなどいろんな印象に残る景色を楽しみながら登っていきました。
無事子供たちと登頂を果たし帰路に向かっていると大きな杉の木が傾いていた場所を通りかかりました。
杉に気を奪われていた私ですがすぐに違和感に気付きました。舗装された登山道から大きな谷の向こう杉が生い茂る斜面に青いジャンバー姿の男の人が傾いた杉の木に向かって手を合わせ何か祈っているのです。
男の人が立っている場所はかなり急な場所で登山道から山の中に降りていき、さらに数百メートル登らなければその場所に到達できません。
勿論道などありません。
何のためにあんなところで、しかも何を祈っているのだろうと不思議で仕方ありませんでした。むしろ山伏の格好でもしてくれていたら納得がいくのですが。
立っている場所まで歩いていくには相当な労力がかかること、そしてなぜか倒木しそうな大きな杉に祈っている事。疑問ばかりが残る風景でした。
写真などとってはいけない雰囲気だったので画像というソースを残すことが出来ませんでしたが。山には知らないことが沢山あるなと感じた光景でした。
なにかご存知の方は情報お待ちしています。
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